認知症の人と家族の会福井県支部は赤い羽根共同募金を通じて寄付金を募集しております
高齢化に伴い、認知症の数は増加の一途をたどっています。
2020年の認知症高齢者の数は福井県で約2.9万人で高齢者全体の約1割、要介護認定者の約7割が認知症です。
人生100年時代となり、高齢者とともに認知症を発症する確率も上昇し、誰もがなりうる身近な病気となってきました。
また、少子高齢化・核家族化・女性の社会進出・晩婚化・長寿化などが影響し、家族関係が多様化し介護の担い手も年々変化しています。
高齢者が高齢者を介護する「老々介護」や認知症高齢者が認知症高齢者を介護するという「認認介護」も増加している中で、孤独に苦しみながら介護し、悲惨な事件も起きています。
認知症を介護する家族の問題は深刻で、悩みも多くまた社会からも孤立しがちです。
認知症について正しく学び、地域全体が認知症の人と家族を支えていく仕組みづくりが不可欠となっています。
会の活動の3本柱である①つどいの開催 ②広報誌の発行 ③電話相談を軸に、認知症に対する偏見をなくし、また介護者が孤独にならないよう支援の輪を広げて行くための支援をお願いします。
介護家族には、精神的な支えが必要です
介護者へ情報提供することはとても大切で「同じ悩みを抱えた家族」を知ることで「自分だけの悩みではなかった」「同じ(悩みをもった)仲間がいた」ことに気づきます。
私たちが発行している会報誌は、介護体験談の他にも、認知症にまつわる国内外の最新情報、認知症医療や介護の知恵なども掲載しており、孤立している介護家族を励まし、社会とつなげていきたいと考えています。
しかし、私たちの会費だけでは、悩んでいる多くの介護者へ、この情報誌をお届けできないのも事実です。
必要な方に情報お届けするとともに、福祉・医療関係者に介護家族の声を知っていただくため、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。
認知症になったとしても、介護する側になったとしても、人としての尊厳が守られ日々の暮らしが安穏に続けられなければなりません。
認知症の人と家族の会は、ともに励ましあい助けあって、人として実りある人生を送るとともに、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を目指します。 多くの皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
寄付で応援してください!
認知症の人と家族の会の広報誌の発行やつどい事業には赤い羽根共同募金から助成を受けています。
活動にご理解いただき、ご支援をよろしくお願いします。
下記のサイトで寄付での支援を受け付けています。2,000円からご寄付いただけますのでぜひ支援をしてください。
http://akaihane-fukui.jp/donorchoice/purpose2022#purpose04