コロナの分類も5類となり、「4年ぶりの〜」の言葉が飛び交っています。先日、地域の祭りが開催され、ようやく日常が戻ったように思います。
さて、今年度もアルツハイマーデー記念講演会を開催いたします。
今年は認知症関連で様々なニュースがありました。
「認知症基本法案の成立」
「若年性認知症当事者の丹野さんをモデルとした映画「オレンジランプ」の上映」
この流れに乗り、我々家族の会福井県支部は例年通り、記念講演会を開催いたします。
アルツハイマーデーって何?
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言し、アルツハイマー病等に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらすことを目的としています。
アルツハイマーデーは何をするの?
福井県支部では9月21日の週に一乗谷唐門を認知症のテーマカラーである「オレンジ色」にライトアップをします。
また地域の方達を招いて認知症周知のためのイベントを行なっております。
また毎年認知症について講師を招いて、記念講演会を開催しております。
今年の記念講演会は何をするの?
今年のテーマは「支える側が支えられるとき」〜認知症の母が教えてくれたこと〜
として、講演を開催いたします。
講師は詩人の「藤川幸之助さん」です。
ご自身の介護経験をもとに講演をしていただけます。
講師の藤川孝之助さんってどんな方?
藤川孝之助さん
詩人・児童文学作家、日本児童文学者協会会員
1962年生、長崎大学大学院教育学研究科修了。
小学校の教師を経て、現在は認知症の母親の介護の経験をもとに、命や認知症を題材にした作品を作り続けている。また、認知症への理解を深めるため全国各地で講演活動を行なっている。
(講演回数489回)
(2023年7月現在)
作品や活動は「天声人語」などの多くの新聞やNHKハートネットTVなど多くのメディアで取り上げられている。
■著作
・ 最新刊・エッセイ集「母はもう春を理解できない」(harunosora)
・ 自選詩集「支える側が支えられ、生かされていく」(到知出版)
・ 絵本「大好きだよキヨちゃん。」(クリエイツかもがわ)
「ライスカレーと母と海」(ポプラ社)
「マザー」(ポプラ社)
他多数。
記念講演会を聞きたい?どうすればいいの?
講演会はどなたでも参加できます。
添付ファイルよりお申し込みください。
現在会場100名、ZOOM80名を定員として募集しています。
この機会にぜひ認知症の本人とご家族について考えてみませんか?