介護生活No21「介護と仕事の両立6」

「義母の介護は在宅で」

要介護3の義母を在宅で介護しています。

専業ではないので、必ずしも胸を張って言えるわけではないのですが、お互いのためには介護制度を目いっぱい利用するのも必要だと割り切っています。

介護認定を受けた当初は、デイサービスをお願いしていたのですが、認知症が進んだのをきっかけに、近所にできた小規模多機能型居宅介護でお願いするようになりました。

友達の家(義母は事業所をそう呼んでいます)には、顔見知りの友達も来ているようで、ほぼ毎日、喜んで通ってくれています。

たまにいけないときなどは、事業所の人が自宅まで来てくれて昼食を作ってくれています。

「泊まることもできるんですよ」

と管理人の人が言ってくれたことも、小規模多機能型居宅介護を選んだポイントです。

おかげで、義母には自宅で過ごしてもらっているうえに、私は長年勤めている会社を辞めずにいることができます。

もちろん、土、日は友達の家にいかなくてもすむように私が世話をしています。

平日できない分(負い目もあるのですが)義母にはゆったりとした気持ちで接する事ができていると思っています。

それと、在宅介護には、家族の協力も欠かせません。

娘が、認知症の事を学校で習ってきた日に、何度も同じことを繰り返す義母の話を否定せず笑顔で根気よく言居ている様子を見て涙がでました。

愛する夫の母親だから私にとっても大切な人です。